2012年6月7日木曜日

73ショベルリジット仕上げ

56FLに悩みすぎて気が付けばもう水曜日・・・

 56FLのクランクは無事ケースに収まりましたが・・・

ここまできてまたしても不可解な悩みが。。。

悩みすぎ。。。

ランブルW様、お忙しい中わけのわからん電話してしまってすみませんでした・・・

きっと私の考えすぎです。。。

このまま組みます!!


で、73リジット。

せっかくシリンダーばらしたから・・・と時間無く焦ってるのにブラストあてて塗装してみたり・・・


 ピストンリングのギャップ調整のためダミーヘッド組んでたらトルクアダプター粉砕・・・

ビックボア用に薄く削ってたため強度不足なってました。

削ってしまってるからスナップオンにクレーム交換言えないのが残念・・・。

でも嬉しくて思わずニヤけてしまうくらいシリンダー内部キレイでしょ?

写真じゃわかりにくいかな。。。


 今回シリンダーとピストンをばらしたおかげでピストンリングの加工に新たな課題を発見。

気のせいかもしれませんが・・・

10数年前からあんまりやってること変わらなかったですが今頃になってやっと自分が昔組んだエンジンばらして、状態見て新しく何か発見できることは嬉しいことです。

かと言ってこの10数年間の間にエンジン組んでしまった人は・・・
特に心配しなくて大丈夫です・・・

新たな試みと言った感じでしょうか?
 このショベルは約8年間で既にかなり走行してて結構ガンガンぶっ飛ばしておられましたが・・・

偏磨耗の少なさに内燃機屋のTさんもちょっと驚きのシリンダー内部、

測定した結果ピストンリングはいつも通りのギャップまで詰めました。

大丈夫と思いつつ・・・

ほんまに大丈夫やろかとか不安もあったり・・・。

シリンダーの仕上げ方にも新たな課題?発見。

で、今回試してみましたが。。。

次バラすまで結果がわかりません・・・。
 金冠日食・・・ではなくて

シリンダーとリングに隙間がないか裏から光あてて点検。

オーバーホールの時はまず問題ないですがこういう既に多走行なシリンダーに対してリングのみ交換する時は要チェック。

まぁ、シリンダー内部測定してるから大丈夫なんですけどね。。。

今回エンジンをバラして一番なるほどと思ったのはピストンリングに関して。

ソレを次回組むエンジンからどんどん試して行きたいですがこれまた結果がわかるのっていつになることやら・・・。

やっぱ自分のPANでどんどん試して走りまくってバラして点検をもっとやっていかな駄目ですね・・・。


ヘッド綺麗に復活。

ちなみにバルブに関してもソレ絶対即効で焼きつくわ!!ってこのエンジン組んだ時に某氏に言われかなりムカついた記憶がありますが・・・

バルブステムもガイド内部も全く持ってキレイキレイでしたよ!!!

と、自慢したいですががここに関しては私が凄いのではなく当時かなり衝撃的なアドバイスをしてくれたランブルエンジニアリングのW氏のおかげです。

感謝してます。

 せっかくバラしたんだから・・・と

ロッカー関係もリフレッシュ。
ボンランまでもう時間ないから一気に組み上げて早速今日の帰りから通勤で慣らし。。。と言いたいとこですが今日はここまでで我慢して明日ヘッドボルトを最終増し締めしてから残りの部分組んでエンジン始動です。。。

今回初めてロッカーカバーとヘッドにメタルのガスケット使ってみましたが・・・

どうなんでしょう???

昔から何でもかんでも俺のショベルを実験台にするな~!!

と、オーナー様に怒られそう。。。


とりあえず腹へって眠いので帰って飯食って寝ます。。。

あ、この73ショベル急遽修理してまた順番おかしいやんけ!!

と、お怒りのお客様も数名おられるかと思いますが・・・

実はこのショベル去年の9月にプラグが吹っ飛んだ事件で修理したのですが
その時私のミスでプラグホール周辺にわずかなクラック入ってたの見落としたまま
修理してその後2度も同じトラブル起きるまでクラック入ってることに
気が付かなくてオーナー様にはかなりご迷惑おかけしてしまいまして・・・

と言い訳はこれぐらいにして帰ります。