2012年10月1日月曜日

ブログさぼりすぎ!!

と、

先日お客様からお叱りを受けまして・・・

すみません。

アレやコレやと相変わらず作業は予定通りではないものの
何とか昨日までで4台納車。

で、ここ最近何してたかと振り返ってみると・・・

いきなり写真横向きでやる気全く感じられませんがやっと2階の塗装ブース片付けて塗装できるように準備したり・・・
 バキバキに割れたリアフェンダー修正するのに・・・
 溶接したり切ったり貼ったり板金したりで・・・
軽くパテで修正して下地のサフェーサー塗って研いで・・・

切って貼ってから始めて1時間くらいでやった割には意外と思ったより綺麗にできてたり・・・
 でも実は塗装するのが久しぶりすぎ&メンテナンス悪すぎで塗装のガンが不調すぎたため慌ててオーバーホールしてたり・・・

で他にもエボのカスタムやらツインカムのちょっとカスタムやら何やかんややりながら。。。(この辺は特に何も写真撮って無かったです。。。)
 そうこうしてたら何かごっついデカく重たい荷物が届いたかと思ったら・・・
 中からドーンとアイアンのエンジンがでてきたり・・・

とりあえずバラして見積もりだけでも先にと思いつつまだ全くバラせてなかったり・・・
唯一確認したのは溶接修正されてるエンジンマウントが更にバックリと割れていました。
クランクケース修理のショベルのケースが・・・
こんなわけわからんおかしな状態だったりでどう修理しようか悩んでたり・・・

これは製造時の不良品でしょうか・・・?
で、他にもまずはクランクケースから修理・・・

とアレコレやってたら。。。

こんなだったり
部品待ちやらエンジン仕様変更だったりでだんだん何が何だかわけわからんくなってきてたり。。。
とか何とか言いながらとりあえず作業進めてたのはS田さんのショベルのエンジンで・・・

ココからの作業報告は全部S田さんのショベルです。

まず専用工具セットしてピニオンレースの内面研磨グリグリやって偏磨耗の修正から・・・
縦横斜め手前、中、奥とあらゆるところの内面寸法確認しまして。。。
シャフトの寸法測定してベアリング選定します。


コンロッドのレースも内面研磨して偏磨耗修正後。。。
シャフトのサイズ測定し・・・

ベアリングを選定します。
で、改めてクリアランスの確認します。
こちら洗浄するだけでもかなり大変だったヘッド燃焼室も何とか綺麗になりまして・・・


まずはバルブガイドから。

で使用するバルブのステム径測定しバルブガイド内径をリーマー加工します。

で、バルブシートの荒れた面を修正。

バルブとのアタリ面もこのシートカットで調整します。
何かがおかしい・・・

と思ってたら。。。

バルブが不良品でセンター狂ってました。

ムカついて捨てたろか思いましたが当然返品交換してもらわなあかんので怒りを抑えます。。。

最近本当に部品の製品不良が多すぎて困ります。。。
バルブはまだ他にも在庫してたので改めてアタリ位置など修正確認。

EX側はこれで前後共OK.
こちら困ったのはアメリカ人がいかにも好きそうなやたらとシートリング内径が広すぎ加工されてたインテーク。

何とかギリギリ。。。と思いましたがシートリングに不具合発見してしまったのでこちらは内燃機屋さんにてシートリング製作入れ替え依頼のためヘッドはただいま留守にしております。。。

と言うことでヘッドが戻ってくるまでにはクランクやらシリンダー&ピストンまでは全て組み終わらせておきたい感じです。
 ロッカーアームのブッシュ入れ替えはこんな専用工具で。。。
ブッシュ抜きます。

ブッシュは8個もあるので全部抜いて入れ替えるだけでも結構大変です。。。
 ブッシュ入れ替え後はこれまた専用リーマーにてブッシュ内径を整えます。

やってることは簡単ですが昔からここのラインリーマーはどうも苦手です。

苦手と言うかなんと言うか・・・

これでいいのかどうか微妙にアレなのです。
で、リーマー加工&ブッシュ内部ホーニング終わればシャフトとカラーを仮組みしてサイドのクリアランスを調整していきます。


で、作業報告はまだまだ続く予定でしたが・・・

今日は寝ます。

S 田さんのは9月中に完成予定と宣言しながら今気がつけばいつの間にやら既に10月になってました・・・

すみません、急ぎます。でもとりあえず寝ます。