2013年6月21日金曜日

またしても・・・

ケータイ壊れました・・・

今回は落とした訳でもなく雨に濡れた訳でもなく
いきなり液晶が死にました。

と言うことで御用の方はmom.kyoto@gmail.comにメール下さい。

2013年6月16日日曜日

76FXE途中経過報告

 ミッションオーバーホール&車検整備の76FXE,作業はほぼ完了しています。

あとはお持ち込み頂いたリアキャリパー取り付け加工&ステー製作です。

が、その前に

リアチェーン交換、チェーンライン調整してたら・・・

何かおかしい。
画像ではわかりにくいと思いますが・・・

リアタイヤ、かなり斜め向いてますね。。。

スイングアームが曲がってるのか、フレーム側のスイングアームシャフト穴のセンターが出てないのかバラして点検しないとわかりませんがとりあえず他の作業全て終わってからここの部分の修正致します。

ちなみにこの曲がり歪みはショベル4速フレームでは結構よくあります。

2013年6月12日水曜日

社外品のドラム


先日ブログに書いたフロントドラムに関する質問のメールいただいたので追記しておきます。

まだほぼ新品状態ですがシューがバラバラに粉砕した社外品のフロントドラム。





 ハブにキチンと取り付けられてない状態で走行時ドラムがブルンブルン振りまくりで画像のドラム内部、側面上部がシューの金属部分と干渉しまくりで削れまくってしまってます。

原因はドラムのハブに取り付ける部分が歪んでるのと、ハブにはまる真ん中の穴がキツ過ぎて無理やりはめ込まれてる感じでしたが、そのまま組むとドラムとハブの接地面が全面綺麗に当たってるかどうかわかりません。

それをそのままボルトで締めこんだりすると・・・
 画像のようにドラムとハブの外周部が干渉してしまってるのがわからなかったりします。

組むとここは全く見えない部分なので。。。

このままだと当然ハブとドラムの接地面に隙間ができてしまいます。


ここが当たってました。
 そうならないようにドラムを加工します。
ハブとの接地面を面研。

ハブにはまる真ん中の穴を無理なくガタ無くちょうど良い感じになるよう削ります。

ハブとの干渉部分も旋盤で加工して削ります。

でハブにドラム取り付けた時ドラムがカタカタならない状態でボルト締め付けです。

そのまま無加工で無理やりボルト締めこむと・・・
写真ではわかりにくいですがこんな感じでドラムのボルト穴から内側の円にかけてバキっと割れます。

今回のは5つのボルト穴中4箇所見事にクラック入って割れてしまってます。

このままだと何回増し締めしてもすぐボルト緩みますし結構危険です。

今回のは修理できないことも無いのですが・・・

ドラム交換致します。
で、新品のドラムを上記と同じように加工してから内燃機屋さんでシュー張替えしてもらって更にハブに組つけた状態でドラム内部とシューの当たりがキチンとでるように研磨加工してもらいます。

一般的にハーレーのドラムは効かないと言われているようですがここまでやればちゃんとブレーキとしての機能を果たしてくれるようになります。

新品のセットをそのまま組むと・・・

まぁ効かないですし、今回のように危険な目に会うかもしれません。



メール頂いた方、こんな感じの説明でOKですか?

ドラムとバックプレート、シューのセットを送って頂ければ修正加工致します。
ハブは無くて大丈夫です。


2013年6月10日月曜日

おまけ。

 H田さんのツインカム。

前後ホイールをRSD製のディーゼルに交換。

かっこいいですねー。
本日朝っぱらからS&Sナックルさんの試乗で吹っ飛びそうになりました。

全く効かないフロントドラムがブレーキかけた訳でもなく突然ロックしたら・・・そらビビります。

スプリンガ―折れたか思いましたが。。。無事でした。

原因は・・・

ドラムのシューが粉砕して噛みこんでロックしたようです。

ちなみにこの車両は当店ではエンジンとミッションの修理依頼受けただけで車体整備等は何もしていなかったので・・・

こういう予定外のトラブルは困る。

と言うかだいーぶ怖かったです。



Kのさん72ショベルの納車点検整備

先日納車したK野さんショベルの作業報告しておきます。

かなり・・・写真撮り忘れててすみません。


 ミッションオーバーホールの為まずプライマリー部からバラしていきます。

が・・・

エンジン側コンペンセーターナットがどーにもこーにも全く緩まず悪戦苦闘。


それもそのはず。

シャフトにもナット内部にも赤のロックタイトが山盛り塗られていたようで・・・

そんなことしなくてもちゃんと締めつけておけば緩みませんので要注意。
 車体の整備内容を簡単に報告。

リア油圧ドラム分解点検。

シリンダーリビルト等。
 スポーク点検調整後タイヤ交換等。
 スイングアームのベアリングは洗浄してグリスアップ。
同じくネックベアリングも洗浄してグリスアップ。
 フロントホイールもスポーク点検調整。

 フロントのホイールベアリングは交換。

 フロントマスターリビルト。

フロントフォークとキャリパーはリビルト済みの中古に交換。
 キャブばらして点検調整。
よくあることですがオルタネーターの配線がやぶれて配線むき出しになってるため交換。
 インナープライマリーカバーは溶接てんこ盛り&歪みまくりでしたので純正の中古で交換。

ベアリングも新品に交換しました。
 で、ミッション。

スプロケットが摩耗しすぎでしたので交換。
 O田さんの74ショベルと共にミッションバラしてオーバーホールしていきます。
 が。。。

先日のブログのようにO田さんのはメインドライブ部のレース圧入穴が荒れすぎていたためオーバーサイズのレース圧入加工で内燃機屋さんへ。
 カウンターシャフトのブッシュ交換。
 新品ですが・・・加工。
軽く削って見ると・・・

下の方は歪んでて削れてません。

ので全面綺麗になるまで削ります。
 旋盤での加工後はしっかりバリ取りなど。
 O田さんのケースはスタッドボルトなど全て抜いて内燃機屋さんへ。

戻ってくるまでしばらく作業中断。

オーバーサイズのレースは念のため2種類用意。
 K野さんのレース圧入。

もうちょっとちゃんとした治具が必要ですね・・・
 圧入後、内部歪み点検
専用工具にてレース内部研磨&センター合わせ。
 メインドライブギア測定。

摩耗が酷かったのでどうしようか悩みましたが。。。

交換。

アンドリュース製です。
交換したメインドライブギアの直径とSTDのベアリングサイズに合わせてレース内部 仕上げます。

メインドライブギア部とカウンターギア用(同じベアリングです)で88個測定選定。

結構疲れます・・・

カウンターASSYのサイドスラスト調整。
 メインシャフトの方もスラスト調整後組んで行きます。
ミッショントップカバーが溶接モリモリで嫌な予感が・・・

ブッシュもガタガタで手で簡単に抜けました。
 その裏側は金属パテのような物が山盛りでした・・・

こんなとこは走行時のトラブルでは粉砕しないと思います。

恐らく。。。ブッシュ交換時にやっちゃったのではないでしょうか・・・。


 トップカバーはストックしてた純正の中古に交換にて組んでいきます。
シフタ―フォークのセンター調整。

でミッション完成。


セルモーターとソレノイド分解点検。
 セルモーター内部。

かなり。。。汚いです。
 ソレノイド接点もかなり荒れています。

今回はセルモーター&ソレノイド、必要最低限での修正のみで作業致しました。
 ソレノイドのブーツは破れていたので交換。
 キック取り付け追加がありましたので中古のカバーを使用。

ブッシュ入れ替え、リーマー加工等など。

で、、、エンジンのカム、タペット周辺、オイルポンプリビルト等の写真が全く無く・・・

作業報告は以上です・・・

すみません。
で、納車直前まで何故か気がつかなかったのですが・・・

このショベル、ウインカーがついて無かったです。

と言うことでリアフェンダーなど再度バラしてウインカー取り付け。

で、こちらはO田さんの74ショベルのミッションです。

こちらもすでに作業終わっていますので後日改めて作業内容報告致します。