2013年8月6日火曜日

40EL

8年ぐらい前に製作、エンジン&ミッションオーバーホールした40ELナックル。

委託販売と言うことでご紹介と思いましたが紹介する前にすぐ売れてしまいました。

当時はこういう感じのカスタム製作が多かったです。


ハイマウントなフットボードにスーサイドクラッチは非常に扱い易いです。
 だいぶ怪しいキャブカバー。。。
 前オーナー様の落書き。。。

 今回は委託現状販売なので簡単な車体点検整備のみの予定でしたが・・・

今よりももっと未熟だった頃に組んだナックルのエンジン。

勝手に点検させていただきました。
ナックルと言えばこの部分。

非常に大事ですね。

ロッカーアームシャフトは4本ともJIMS製です。


おぉ・・・

ロッカーアームが刺さってるゴム部分。

こうならないようにと当時かなりいろいろ試行錯誤して加工修正を試みてたはずですが・・・

それでもまぁオイル漏れ、負圧漏れなかったのでまぁヨシとします。
 こんな感じで試行錯誤してたんですね。。。

今ならもう少しマシなやり方してます・・・

バルブ&ガイドは4本ともほぼ無傷でした。

前オーナー様がかなりやんちゃな乗り方される方でしたのでこの辺かなり心配してましたが・・・まずは一安心。

基本ナックルにはバルブシール使用致しません。

それでもオイル下がりの心配はまず無いかと。。。


 カム周辺、オイルポンプなどバラして点検 
 3か所ほどヘリサートでネジ穴修正。
 写真撮り忘れててすみません・・・

オイルポンプバラして点検。

ポンプボディー軽く面研しました。

ギアの回り点検しながら慎重に増し締めしていきます。
この辺はだいたいOKでした。

各部スラストのシム調整のみやり直しました。

カムはアンドリュースの・・・

1番リプレイスっぽいのが組まれています。
 車体整備はまずネックベアリングの点検から
 フロント・・・?

ホイールベアリング部点検。


 ハブ内径も測定修正しオーバーサイズのベアリングに交換致しました。
リム、スポーク点検調整。
 同じくリアもオーバーサイズのベアリングに交換。
 点検調整。
 めちゃ順番おかしいですが。。。

昔組んだナックルのようにこうならないよう改めて修正後組んでいきます。

やはり昔自分が組んだエンジンをバラすといろいろ勉強なります。
 スプロケット交換希望とのことでしたのでついでにオイルシールも交換致しました。

ミッションもまだまだ全然OKな感じです。

ベアリングレースJIMS製、メインシャフトはアンドリュース製。メインドライブギアは・・・メーカー覚えてませんが新品に交換してます。
 昔製作した車両が並ぶと。。。

何か懐かしいです。

このナックルと奥のパンはちょうど同じ頃に製作オーバーホールしてますが・・・

まだまだ絶好調で走り続けてください。

パンの方はそろそろ10年かな?
純正ナックルにS&Sナックル。

どちらも好きです。

40FLは納車後早速1000キロほど走られてるそうですが絶好調とのことで良かったです。