2013年11月5日火曜日

75FXと83FXEのクランク分解点検

まずミッションオーバーホールの76FX。

写真少なすぎてすみません・・・・

既に組み終わった状態でシフターフォークのセンター調整して
 完成。。。

全然作業報告になってなくてすみません。。。
 エンジンオーバーホールの75FX,83FXE

まとめてクランクばらしてまずは各部の状態を点検していきます。
 JIMS製のピニオンシャフトナットを締めたり緩めたしするソケット。

15年ほど使い続けてだいぶ痛んでいたので今年初めて新しく買い換えたのですが・・・

2回ほど使用したら角がえぐれて使用不可能に。

何か材質悪くなったのでしょうか・・・

と言う事でまた買い換えて更には念のため予備ににもう1個。。。
 各部状態良さそうな83FXE.

バラす前の状態でコンロッドなど曲がり無いか点検しておきます。

OKです。
 今年はレフトケースのレース圧入部、鉄の鋳込みのガタには本当に悩まされ続けました・・・

ストローカー組まれてた車両は皆全滅。

鋳込み部分の加工修正したのが5台も・・・

大丈夫であってほしいと願いつつレフトケースを熱々に温めます。

1番酷かった物は常温でも鉄の鋳込みがガッタガタに動いてしまってました。
で、鉄の鋳込み部分をプレスで軽く固定しケースとガタが無いか点検。

今回は2台ともOKでした!

今週は75FXと83FXEともう1台73FXの腰下を一気に終わらせる予定だったので何とか一安心。

ここが駄目な場合は外注で機械加工にて修理する為時間がかかります。

ちなみに73FXはこの部分アウトでしたが
既に鋳込み部分の修理は完了しています。
ストーブで温めている時にケースと鉄の鋳込み部分の隙間から沸いたオイルがグツグツ煮え立って大量に出てきたら見てるだけであぁ駄目かも・・・と不安になります。

エンジンオーバーホールしたのにスプロケットシャフトベアリングのシール周辺からオイル漏れが止まらない車両などはこの部分要注意です。

と言ってもオープンプライマリーじゃ無いと見えないのでわからないですが・・・



各部点検完了。

83FXEはエンジン各部、驚くほどのグッドコンディションです。

磨耗は結構ありましたがクランクケースやフライホイールその他間違いなく今まで見たなかでも1番2番くらいの状態の良さでした。

明日はひたすら洗浄頑張ってどんどん加工修正し組んで行きます。

ですが・・・ケガの状態からクランクの芯出しができるかどうかが正直未だ不安があります。

何とかガンバリマス・・・。