まずはクラックを根こそぎ削ります。
この部分はスタッド穴がケース内側に 大きく貫通しているので内側も要点検。
溶接完了後はメインドライブギアのレース圧入部分に歪みがないか点検。
まぁ溶接修正しなくても特に64年までのミッションの場合、ほとんどがこの部分歪みがあり機械加工で内径修正研磨してオーバーサイズのレースに交換が必要です。
機械加工で内面研磨完了。
これでしっかりレースを圧入できます。
レース圧入後、レース内径を測定。
今回のパンはメインドライブギアを交換。
やはりギアはアンドリュース製がいいですね。
高価ですが。。。
こちらも測定。
使用するベアリングも44個全て測定。
グリグリっとレース内径整えてクリアランス調整。
一気に飛びますが・・・
シフタ―フォークのセンター調整にて完成。
先日フェイスブックにアップした動画と同じですが・・・
いつでもサクッとキックでエンジン始動できると気持ちいいですね。
おまけ。