またしてもブログさぼってました。すみません・・・
今回はアイアンのカムギア周辺で悩み迷走しておりました。
作業進んだり止まったりどないなっとんねん!!ってオーナー様からも苦情いただいておりますXLCR.
カムベアリング、ピニオンベアリングなどこの辺の交換はとっくに終わってまして・・・
カムベアリング、袋のラベルにはMade in USA ってかいてあるのに明らかに中身は違う安もんのベアリングだったり・・・
しかもこの安もんベアリング、プレスで潰して強度テストしたらめっちゃ弱かったです・・・
圧入時、押す方ですら簡単に潰れました・・・
あ、ちゃんとUSA製のベアリング注文しなおして組んでます。
で、カムのスラスト点検して
各カムギアのシム調整。
アイアン用のカムシム、もっと分厚いの無いんですか?
しかし・・・
カムギア&アイドラーギア組んでカムカバー付けたら・・・
ギアが回りません。
初めはカム同士やらブッシュのラインリーマーなどの問題かとアレコレひたすら悩んでましたが・・・
カム4つのみで組んでみたら全然問題なく綺麗に回ってました。
問題はこのカムギアとアイドラーギアのみでした。
この状態でカムカバー仮組みしたら
軽く回るとこと全く回らないとこが。。。
これは・・・悩みます。
どこでも全く回らなければギア同士のマッチング悪いとかですが軽く回るとこと全く回らないとこがあるのは・・・
どちらかのギアのセンターが狂ってます。。。
ちなみにこのXLCRは元々アンドリュース製のカムに交換されていたのでまずはアイドラーギアを疑いまして・・・
ウチの在庫のアイアンから2セットアイドラーギア用意して組んでみたところ・・・
どれも全く同じ症状でした・・・
と言うことは。。。
まさかまさかのアンドリュース製ギアの製品不良???
それは考えたくないなぁ・・・とか思いつつ、
今度は元のアイドラーギアに戻して在庫のアイアンの純正カムを組んでみました。
おぉぉ・・・
直った。
と、
言う
こ
と
で・・・
アンドリュースのカムギア分解・・・。
おぉ、アイアンのココ初めて分解しました・・・
念のためカムシャフトも点検。
ギアがついてる真ん中と両端の磨耗具合など点検。
いずれも5/1000ミリ以下の振れなのでまぁ問題無いかと・・・
で純正のギアもバラしてアンドリュースのカムシャフトに圧入。
さて・・・
どうなることやら・・・
念のため全てのカムとアイドラーギアを組んでカムカバーも組んで・・・
ドキドキしながらゆっくりギア回してみます。
・・・
おお!直った!!嬉しい~
とかブログだけだと何かあっさり簡単に書いてますがここに辿りつくまでかなりの時間を費やしてしまったのです・・・
そんなこんなでこういうちょっとちょっとの積み重ねで気がついた時には
あれもこれもすごく予定がどんどん遅れていったりするのです。
え?
言い訳するな??
スミマセン・・・。
しかしシフトン製のカムギアならよくあることですが
まさかアンドリュース製のギアでこんなトラブルがあるなんて・・・
と言うことはこのXLCR、元々この状態だったから
かなりココ等辺に負担かかってたのかな?
ただでさえ苦手意識のあるアイアンですがこうやっていろんな問題にぶつかって悩んで
一つずつ解決していって・・・
さらにアイアンが嫌いになりそうです!!
とか言うたら駄目。