関東組の方々は無事に帰られたでしょうか。。。
BONさんの息子TOMOが・・・
何とも懐かしいTシャツでBONRUNに来てました。
お父さんの服の中にあったとか何とか。
そう言えばこのTシャツ作ったのもちょうど10年前、BONさんが亡くなる2カ月くらい前でした。。。
と、さりげなくブログ書き始めてましたがいい加減マジでブログさぼりすぎですね。。。
S&Sナックル、残りの作業報告です。
左右ケース合わせ完了後に左右センター合わせ、&ピニオン部のレース内面研磨していきます。
ケースの左右合わせ加工したら元の状態とは少しセンターがズレた感じで・・・
少しずつ。。。
左下の黒っぽくなってる部分しかラップヘッドと干渉してません。
少しずつ・・・
何度も点検しつつレース内面研磨していきます。
レース内部全体的に黒っぽくなって(やっと全体的にラップヘッドと干渉して芯円なってきました)これでほぼセンター合わせ&内面研磨完了の図。
測定点検。
今回このエンジンに元々組まれていたS&Sのフライホイールは使わずアーリーショベルの純正に交換します。
ピニオンシャフト、クランクピン、コンロッドはこちらのS&S製を使用するのでクランク分解していきます・・・
S&Sのクランクをバラすのは大変です。。。
どんなけ強烈に締めつけられているのでしょうか・・・
緩みません。工具折れました・・・
レース内径とシャフトの直径から使用するベアリングを選定し全てのローラーを測定点検します。
新品で加工済みのコンロッドですが・・・
かなりガタガタです。
まずは内面研磨でレース内部芯円を整えていきます。
クランクピン測定し
ベアリング選定しクリアランス調整していきます。
それにしても今のS&S製コンロッド、凄い形状になりましたね・・・
昔のよりコンロッドの重量もかなり重くなってます。
こちら今回このエンジンに使用するアーリー純正のフライホイール。
ワッシャー選定し交換。
ミッションがショベル用なのでスプロケットシャフトとミッションのメインシャフトはベアリングサポートが取り付けられるようにアーリー用に交換。
シャフトの直角確認しつつ組んでいきます、
で、芯出し。
左右共、シャフトの振れ100分の1ミリ以下で。
スプロケットシャフトのベアリングも交換したので仮組してベアリングのガタ点検調整。
調整。。。
組んで行きます。
S&Sのフライホイールよりかなりぶ厚い純正クランクに交換したのでケースとの干渉がないか慎重に点検点検。
ケース仮組してカム側も干渉無いか点検点検。
そう言えばこの辺もかなりバリだらけで酷かったです。。。
このナックルに元々付いてくるデスビは回転方向がショベルと同じになるようギアの向きが純正と逆になってます。
今回マグネットに交換するためギアもセットで純正のに交換しました。
ドライブギア、アイドラーギア共にブッシュ交換、リーマー加工後にギアの回り点検。
で、一気に作業とんでマグネットの取り付け。
だいぶ苦労しました・・・
使用するマグネットは新品ですがもちろん分解点検し各部加工修正していきます。
続いてミッション。
メインシャフトをアーリー用に交換する為だけの分解でしたが・・・
カウンターギアのニードルベアリングがバラバラに粉砕してました。
他いろいろで・・・
結局ミッションもオーバーホールすることに。。。
カウンターシャフトのブッシュ、かなり痩せて荒れていたので交換。
もちろん各部加工修正後にケースに圧入します。
各部ブッシュ、カウンターシャフト、ベアリングなど交換。
メインシャフトベアリングも左右共交換致しました。
メインドライブギアのスプロケットスペーサーの摩耗が激しかったため交換。
摩耗しすぎていたせいか・・・
ケースとスプロケットがかなり干渉して削れてしまっていました。
組み込み完了。
ここは液体パッキン使用しません。
ロータリートップも分解点検し。。。
センター調整。
で、ミッションオーバーホール完了。
久しぶりのブログでだいぶ疲れてきました・・・
元々ショベルのエンジンに使われていたステップ。
ナックルのオイルラインと干渉してしまうため加工。
だいぶヤケクソ気味の加工。
完成。。。の写真撮るの忘れてました・・・。
マフラーも元々ショベル用に作られていたのをだいぶ無理矢理で。。。
加工取り付け。
オイルタンク内部しっかり洗浄しておきました。
今回Bキャブでマグネット。
キックでの始動性は・・・全く問題なしです。
だいぶ途中作業報告飛んでしまいましたが・・・
S&Sナックルの作業報告は以上です。
初期慣らしは充分過ぎるほど完了したので明日からテスト走行開始です。