で、ほとんどの場合こんな感じでコンロッドとの干渉部、えぐれてしまってます。
損傷部加工修正してフライホイールワッシャーが取り付けれるようにします。
新品のS&Sクランク組む場合も同じように加工してワッシャー取り付けています。
リアコンロッドレース・・・
回ってしまってます。
レース交換。。。と思いましたが今回は同じS&S製のコンロッドに交換。
また写真忘れてしまいましたがコンロッドレース内面研磨で修正後クランクピン、使用するベアリングを測定しクリアランス合わせつつコンロッドレース内面研磨で・・・
仕上げ確認。
カムブッシュと
ピニオンブッシュ交換後ラインリーマー加工&ホーニング。
写真忘れすぎですみません・・・
ピニオン部、ケースレースの内面研磨修正した後、シャフトと使用するベアリング寸法測定。
ピニオンシャフトとギア、カムなど仮組して軽くスムーズに)回るか点検。
クランクケース、エンジンマウント部2か所クラック有りで溶接修正しました。
芯出し。。。の前にシャフトとフライホイールの直角点検。
左右どちらもしっかりOKでした。
ピストンリングは予定外でしたがあまりにもリングギャップが広すぎたため交換。
ギャップ調整後リング面研バリ取り修正など。
そんなこんなで腰下は完成です。
燃焼室の洗浄は結構大変です。。。
元々このショベルにはリフト量500オーバーの凄いハイカムが組まれてましたが・・・
バルブシール見事に粉砕しています。
バルブガイドも軽く損傷していましたが・・・
バルブスプリングのアッパーカラーがアルミ製のが組まれておりバルブガイドとの干渉ではこちらの方が負けてひどく損傷しています。
ローラー交換致しました。
報告漏れ。
カムベアリングももちろん交換しています。
クランクケースのシリンダーデッキ面。
前後とも歪みが酷く。。。
面研致しました。
そんなこんなで初期慣らし~慣らしテスト走行もオーナー様のツーリング予定にあまりにも時間無さ過ぎで不完全のまま納車。
改めて各部点検調整致しますので・・・
お待ちしております。