負担かかりすぎて煙でてたスターターも分解点検。
もちろんスターターに異常があって煙出てたわけではありません。
ミッションのメインシャフトが回り固すぎて当然セルにも大きな負担がかかってしまいます。
そしてすぐバッテリー上がってしまいます。
セルは基本的な修正のみで問題ないと思います。
今回はミッションからの負担でしたがエンジンの回りが悪い車両の場合も同じようにセルの回り悪かったり煙出たりすぐバッテリー上がったりします。
キック重い車両、当然スターターにも大きな負担かかってます。
スターターばかり何度も交換しても・・・無駄です。
プライマリーチェーンが伸び伸びでテンショナーを一番上まであげてもまだチェーンの張りが緩いほどでした。
チェーンとテンショナー交換。
純正です。
セル回した時の異音は。。。
最後まで気が付かなかったでしたがコレでした。
スターターのスイッチ押した時にガチャンっと飛び出してクラッチのシェル(プライマリーチェーンがついてる部分)を回すためのギアです。
ワンウェイクラッチみたいになってて回す方と逆回転は空回りする仕組みですが回ってはいけない方向にも滑ってしまい異音の原因となってました。
今回はこのスターターのギアからの異音があったおかげでクラッチまでバラして
エンジン不調の原因がキャブや点火系でなくミッションの不具合だとわかったのですが
この異音が無ければ。。。きっと原因わからず頭抱えて悩みこんでいたかと・・・。
まとめ
レッカーされてきた時の不具合は
セルでの始動性が悪く、エンジンかかってもすぐにプスンと止まってしまう。
アクセルあけてもキャブからバシュバシュ吹き返して回転上がらない。
アイドリングしない。 などなど。
これだけだと不調の原因がミッションからの不具合でってわからないですよね。。。
エンジン不調の原因がわからなかったので先にセル回した時の異音の原因は?と
点検してて、その原因もいまいちわからずでしたがクラッチなど全てバラした時に
ミッションのメインシャフトの回りがえらい固くて手で回せない程でしたので・・・
エンジンかかってもミッションの回りの固さに負けてアイドリングしなかったり
回転あがらなかったりしてるに違いないという判断でミッション分解致しました。
まぁミッションもメインシャフトだけでなく開けてビックリな酷い状態でしたが・・・
とりあえずは直って良かったです。
ミッション、国産車並みのシフトタッチで快適です。