2013年6月9日日曜日

BON RUN  &  S&Sナックル仕上げ報告

関係者の皆様お疲れさまでした。

関東組の方々は無事に帰られたでしょうか。。。

BONさんの息子TOMOが・・・

何とも懐かしいTシャツでBONRUNに来てました。

お父さんの服の中にあったとか何とか。

そう言えばこのTシャツ作ったのもちょうど10年前、BONさんが亡くなる2カ月くらい前でした。。。







と、さりげなくブログ書き始めてましたがいい加減マジでブログさぼりすぎですね。。。

S&Sナックル、残りの作業報告です。

 左右ケース合わせ完了後に左右センター合わせ、&ピニオン部のレース内面研磨していきます。

ケースの左右合わせ加工したら元の状態とは少しセンターがズレた感じで・・・
 少しずつ。。。

左下の黒っぽくなってる部分しかラップヘッドと干渉してません。
 少しずつ・・・
 何度も点検しつつレース内面研磨していきます。

レース内部全体的に黒っぽくなって(やっと全体的にラップヘッドと干渉して芯円なってきました)これでほぼセンター合わせ&内面研磨完了の図。
 測定点検。


 今回このエンジンに元々組まれていたS&Sのフライホイールは使わずアーリーショベルの純正に交換します。

ピニオンシャフト、クランクピン、コンロッドはこちらのS&S製を使用するのでクランク分解していきます・・・

S&Sのクランクをバラすのは大変です。。。

どんなけ強烈に締めつけられているのでしょうか・・・

緩みません。工具折れました・・・
レース内径とシャフトの直径から使用するベアリングを選定し全てのローラーを測定点検します。





 新品で加工済みのコンロッドですが・・・

かなりガタガタです。

まずは内面研磨でレース内部芯円を整えていきます。
 クランクピン測定し
 ベアリング選定しクリアランス調整していきます。

それにしても今のS&S製コンロッド、凄い形状になりましたね・・・

昔のよりコンロッドの重量もかなり重くなってます。


 こちら今回このエンジンに使用するアーリー純正のフライホイール。

ワッシャー選定し交換。
 ミッションがショベル用なのでスプロケットシャフトとミッションのメインシャフトはベアリングサポートが取り付けられるようにアーリー用に交換。

シャフトの直角確認しつつ組んでいきます、
 で、芯出し。

左右共、シャフトの振れ100分の1ミリ以下で。
スプロケットシャフトのベアリングも交換したので仮組してベアリングのガタ点検調整。
 調整。。。
組んで行きます。

S&Sのフライホイールよりかなりぶ厚い純正クランクに交換したのでケースとの干渉がないか慎重に点検点検。
ケース仮組してカム側も干渉無いか点検点検。
そう言えばこの辺もかなりバリだらけで酷かったです。。。

 このナックルに元々付いてくるデスビは回転方向がショベルと同じになるようギアの向きが純正と逆になってます。

今回マグネットに交換するためギアもセットで純正のに交換しました。


ドライブギア、アイドラーギア共にブッシュ交換、リーマー加工後にギアの回り点検。

 で、一気に作業とんでマグネットの取り付け。

だいぶ苦労しました・・・
 使用するマグネットは新品ですがもちろん分解点検し各部加工修正していきます。


続いてミッション。

 メインシャフトをアーリー用に交換する為だけの分解でしたが・・・

カウンターギアのニードルベアリングがバラバラに粉砕してました。

他いろいろで・・・

結局ミッションもオーバーホールすることに。。。
 カウンターシャフトのブッシュ、かなり痩せて荒れていたので交換。

もちろん各部加工修正後にケースに圧入します。
各部ブッシュ、カウンターシャフト、ベアリングなど交換。

メインシャフトベアリングも左右共交換致しました。
メインドライブギアのスプロケットスペーサーの摩耗が激しかったため交換。
摩耗しすぎていたせいか・・・

ケースとスプロケットがかなり干渉して削れてしまっていました。
 組み込み完了。

ここは液体パッキン使用しません。


 ロータリートップも分解点検し。。。
センター調整。

で、ミッションオーバーホール完了。

久しぶりのブログでだいぶ疲れてきました・・・

 元々ショベルのエンジンに使われていたステップ。

ナックルのオイルラインと干渉してしまうため加工。
だいぶヤケクソ気味の加工。

完成。。。の写真撮るの忘れてました・・・。
 マフラーも元々ショベル用に作られていたのをだいぶ無理矢理で。。。

加工取り付け。
オイルタンク内部しっかり洗浄しておきました。
















今回Bキャブでマグネット。

キックでの始動性は・・・全く問題なしです。


だいぶ途中作業報告飛んでしまいましたが・・・

S&Sナックルの作業報告は以上です。

初期慣らしは充分過ぎるほど完了したので明日からテスト走行開始です。


































2013年5月16日木曜日

業務連絡 76FXE

車検&ミッションオーバーホールで車両お預かりしている76FXEのO田様、

連絡遅くなってすみません。

車検は終わっておりますがミッションの方がかなり状態悪くまだ完成しておりません。

メインドライブギアのベアリングレース圧入する部分(ケース側)がかなり状態悪くレース圧入できません。


写真ではわからないですがかなり荒れています。


機械加工にて内面研磨してオーバーサイズのレース圧入するのですが残念ながらこの作業は外注での機械加工になるので外注からケースが戻り次第すぐ作業再開して納車予定のご連絡致します。

2013年5月3日金曜日

72ショベルリジット FOR SALE

そう言えばまだ売れて無かったこのショベル。
先日オーナー様から何とか早く売りたいと連絡ありましたので改めて更新致します。

早く売りたいのであればもう少し値段下げて欲しいと思うのですが。。。

委託販売の車両なので完全に忘れて放置してました。

委託販売車両のご紹介です。

当店で製作した車両では無いですが私がよく知ってるお店で整備されていた物なのでそんなひどい物では無いと思います。

エンジンは10年くらい前にオーバーホールされているらしいのですがオーバーホール後ほとんど走ってません。


各部カット、修正などありますがパンヘッド純正フレームです。

もちろん公認リジットで車体番号は職権打刻です。

お安いベースお探しの方にはお勧めです。

たぶんすぐ売れちゃうと思うので興味ある方はお早めにお問い合わせ下さい。

ご予算に応じてしっかりと点検整備してからの納車も可能です。


2013年4月25日木曜日

84FX完成

全くブログ書く余裕が無く撮り溜まった写真の」整理だけしたブログの下書き保存が大量に溜まってます・・・

こちらSさんの84FX(と言っても完全にFLルックですが・・・)

既に作業はほぼ終わって新規車検待ちですが
途中こんな感じでしたの作業報告です。

キックオンリーからセルが追加となったので・・・

発電系は新品に交換致しました。

かなり間違ってるかと思われますがプライマリー仮組みでエンジンとミッションをフレームに固定しプライマリーチェーンのアライメント調整。
リアホイールベアリング点検調整。
リムの振れ、スポーク張り点検調整。
スイングアームのベアリング点検。まだ新しい感じでしたので洗浄後グリスアップ。
これ何の写真だったかな・・・

恐らくは・・・

タペット交換しました。

だと思います・・・。
ミッションのスルーアウトベアリングが錆びてボロボロだったので新品に交換。






 フロントホイールベアリング点検調整など。
 リアと同じくリムの振れ、スポーク張り点検調整。
フロントフォーク分解洗浄点検。


オイルタンク内部、特殊な溶剤煮沸で内部洗浄。

この特殊な溶剤、タダでさえ臭すぎるのに温めると殺人的な悪臭です・・・
マフラー耐熱塗装。


その他・・・スミマセン写真無いです。

Usedのセルモーター&ソレノイドをリビルト。

配線引き直し、セルに関係する配線、リレー等追加。

前後ブレーキキャリパー&マスター分解洗浄後に点検など・・・

です。

S井さんの84ショベルの作業報告は以上で終わりです。

車検予約は4月30日です。

車検終わった時点で納車の段取り打ち合わせ致します。




次回作業報告はS&Sナックルの仕上げ&ミッションオーバーホール追加の分と

K松さんショベルリジットです。

注)K松さんのは現在写真の状態というわけではありません。

こちらは車体整備始める前の作業開始時の画像です。







S井さんのショベルとS&Sナックルが現在ほぼ完成納車準備中で
その次納車に向けて作業しているのがK松さんショベルリジットとA馬さん65パンです。

先日お問い合わせあった村上さんのはその次から納車準備にかかっていきます。

車検のみ、エンジンやミッションオーバーホールのみで作業している車両に関しては
また別の段取りで作業すすめていますので
完成近づいてきた車両から順番にご連絡していきます。

何度も同じこと言うのは好きではありませんが
あいまいな納期でしか返事できない場合はご連絡いたしません。


2013年4月15日月曜日

S&Sナックル 続き

S&Sナックル、本日から組み立て開始。

クランクケース洗浄後に左右合わせてみたら・・・

見事にカタカタなってピッタリ合いません。

歪んでるだけじゃ無く合わせ面周辺とにかくバリが酷い。

のでまずはバリ取りして左右共に合わせ面を面研磨。

ぴたっと合うようになりました。
 左右のセンター芯出しもやり直すため・・・

勿体ないですが新品のベアリングレース達さよーなら。
シリンダースタッドも一度全て抜きます。
 シリンダーの下面が・・・最悪です。

歪みまくってます。このまま組んで走るとクラック入ったり割れて粉砕しそうです。

残念ながら下面は自分で面研磨できないので内燃機屋の高橋さんにまたまた無理なお願いを・・・

明日朝イチで引き取りきてもらって夕方には納品してくれるそうです。

ありがとーございます。
クランクケースのシリンダーデッキ面の歪みも最悪です。

フロントの前側とリアの後ろ側の左右合わせ面はぴったりですがフロント後ろ側とリア前側の合わせはかなり段差できてます。

オレンジの部分が低く黒い方が高いです。

ちなみにオレンジに黒で矢印の部分は矢印に向かってかなり歪んで低くなってます。。。

さぁどうしようかと悩み中。

ここまで酷いとは思いもしませんでした・・・。

2013年4月14日日曜日

新品の S&S ナックル 分解点検

S&Sの新品ナックルエンジンです。

納車予定日は次の土曜です・・・。

とりあえずまずは全バラして各部点検し加工修正していきます。
バラしました。
順番めちゃくちゃですが・・・

マニホールドとヘッドの隙間、2.5ミリもあります。

残念。

修正しておきます。
ヘッドから戻りのオイルライン、

ささってるだけなんですね。。。

簡単に抜けちゃいました。
ロッカーのカバーごっつい分厚いです。

これにネジ穴切ってあるから裏側にナット無かったです。

そんくらい分厚いです。
フラットヘッドパワー。

このメーカーは今も存在してると言うことですか?
エンジンとセットで付いてたデスビ。

S&S製の電気式。

初めてみました。

が、今回マグネットに交換するので使いません。

誰かコレ欲しい人いたらメール下さい。

もちろん新品未使用です。

もちろんタダじゃないです。
レフトケースのスプロケシャフトベアリング部。

何ですかね、この大量の金属片は???

最悪なコンディションです。

残念。
バルブシートカットめちゃ荒いです。

バリだらけで、でこぼこです。。。

残念。

 バルブステムの突き出しは・・・

このヘッドだとどう計測して何ミリで仕上げたらいいのかわからないので原状の平均で合わせます。

フロントインテークのみ突き出し良が0.6ミリ少なかったので。。。
シートカットにて突き出し量合わせておきます。
この測定機はあまり正確でないのですが・・・

バルブステムとガイドのクリアランスは手の感覚から判断するに4/100~5/100ミリぐらいです。

ガタガタです、残念。
バルブガイド、かなり無理やり圧入されているのでしょうか?

4つとも穴の周辺が凹んで歪んでます。

バリも酷いです、残念。
ロッカーアーム。

プッシュロッド側側面は4つとも機械研磨されてる感じですがブッシュ内径のホーニングなど仕上げた後から側面研磨されてるのでしょうか?

角が立ちまくりでバリがえげつない。

ちなみにこちら側からはきつくてシャフト入れれないぐらいです。

しかも4本中2本はシャフトとブッシュのクリアランスきつ過ぎてかなり危険な感じでした

残念。

インテークバルブ、かなりでかいですねー

ショベルと同じくらい?
S&Sのワイセコ製ピストン。

リーマンショック以降の不景気でS&Sはかなり多くの部品を自社生産やめて外注にて他社の製品を使うようになりました。
シリンダー内部、前後とも」かなり縦傷ひどいです。

もちろんまだ実走行してません。

これはピストンリングに問題がありすぎでした。

加工修正しておきます。

残念。
コンロッドのサイドクリアランス。

0.04インチ。

S&Sにしてはまだマシな方ですが・・・

かなり広いです。

まぁ今回このエンジンはアーリー純正のクランクに交換して組むのでココは無視しておきます。

写真撮り忘れましたがクランクピンとコンロッド、ベアリングのクリアランスは3/100ミリでした。。。

残念。
カムのサイドクリアランスは0.012インチでした。
カムカバー側のカムブッシュとカムのクリアランスはかなり精度良く加工されてる感じでした。
各ギアのバックラッシュは問題なさそうです。


 ピニオンシャフトのベアリング計測。
 シャフト計測
クリアランスは3/100~3.5/100ミリでした。

残念。

オーバーサイズのベアリングでセンター出し&グリグリラッピング研磨にて加工修正しておきます。
 オイルポンプの周りが悪かったです。

1箇所ギアがキツくてカバー側がかなり削れてしまってます。
ピストンリングのギャップ点検。

加工がかなり酷いです。

かなり斜めに加工されてます・・・

ギャップの1番狭いシリンダー側でtop、sec共に0.18インチでした。

残念。
社外品のタペットブロックはかなり加工修正しないと一撃必殺でタペットもタペットブロック内部もボロボロになってしまうのですがこのタペットブロックはだいぶ精度良い感じでした。

タペットローラーはいつも使ってるのと同じmade in Japanのやつだったので良かったです。











と言う事でこのエンジンはバラさずそのまま乗るとまぁ・・・

全く長持ちしないと思います。

ぶっ壊れることは無いと思いますが
このエンジンの本当の調子良さを楽しめないまま乗り続けることになるでしょう・・・

各部しっかり加工修正して組みなおせばとても安心長持ちな
良いエンジンになると思います。

バラさなくてもわかってたからS&Sに組まずにバラバラで売ってくださいと
何度も頼んだのですが・・・

S&S曰く。。。

わが社のハイクオリティーなエンジンを是非そのままで乗って頂きたい。
必ずや満足していただけると思います。

みたいな返事しか来ず。

意味わかりません・・・。

確かに各部、部品自体は良い物だと思いますが。

非常に残念です。

と言う事でこのエンジンはあと3日以内に完成させなければ間に合いません。。。