2014年1月28日火曜日

ご迷惑おかけしております・・・

再手術から早1週間。

折れて曲がりまくってた指も綺麗に真っ直ぐ治ってます。

それにしてもいっぱい縫ってますね・・・

折れた骨の接合部、骨の中にはごっついチタンのスタッドボルトが埋め込まれ、

骨表面にはチタンのプレート&ボルトで頑丈に固定。

なんかもうこれだけで骨折関係なく普通の骨より丈夫になってるんじゃ・・・とか思ったり。

急な話で詳しくはまた後日ご説明致しますが当店では3月から2人体制になります。

怪我からの復帰後のNEWプロジェクトに向けて現在、陸運局に認証工場の申請相談中。

2月中には認証工場になる予定は未定。

その為に必要な工具、設備の中で現状足りないのが排気ガステスターだけでしたが、、、

排気ガステスター、高すぎです。。。
1月2日から22日の入院までの間、ひたすらクランクオーバーホールしていた数台分の作業報告も順番に・・・

と思っていましたが溜まりに溜まった写真があまりにも多すぎて何が何だかわけわからなくなってしまってたり・・・



ミッションのベアリングローラーも大量に入荷したので早く作業始めたいですが・・・

とりあえずは抜糸するまでは少し大人しくしておきます。。。

2014年1月8日水曜日

FOR SALEがいっぱい。



 46年G FOR SALE

アメリカ現地にてレストア済み
マッチングケース
純正フレーム&スプリンガ―

エンジン良好




 71年ショベルリジット FOR SALE

1340cc

リア、メカニカルドラム
純正タイプウィッシュボーンフレーム(ネック加工有り)
 69XLH FOR SALE

前後ディスクブレーキ

Bendixキャブ


 74年XLH FOR SALE

オリジナル度高

純正テーパードマフラー

Bendixキャブ

74年 XLH FOR SALE

オリジナル度高

スターター不調

Bendixキャブ
 39年UL (商談中)

VTレプリカフレーム(ストレートレッグ)

キャブ無し




 49FL

レストアベース

VTレプリカフレーム(ストレートレッグ)

キャブ、プッシュロッド無し。

















全て新規輸入車です。 (通関済み、日本国内に有ります)

元々は他店からの依頼で販売代理を頼まれておりましたが
全て当店で買い取ることになった車両です。
現在はまだ当店には入庫して無いので綺麗な画像で紹介できず申し訳ございません。



出来る限りお安く致しますので興味ある方はお気軽にお問い合わせお願いします。

mom.kyoto@gmail.com

既に4台ほど売約済みとなりました(上記の車両はまだあります)

基本的に全てベース車両としての現状渡しになります。

予備検査取得後のお引き渡しも可能です。

2014年1月3日金曜日

臨時休業のお知らせ


10月に右手骨折、手術してからすでに3カ月。

本来ならばもうそろそろ完治の時期ですが。。。

少し無理し過ぎたようで治るどころか悪化してしまい
かなり良くない状態になってしまいました。

12月中頃に主治医さんと話し合った結果
今月末に入院して再手術することになりました。

今回は主治医さんの指示を守り1月22日の手術後は少しお休みさせていただきます。

と言うことで年末年始はゆっくりしている暇もなく
31日だけ休んで元旦早々から仕事開始です。

退院後に仕事復帰してもしばらくの間はクランクオーバーホールが出来なくなってしまうので
とりあえずは入院までクランクオーバーホール優先で作業していきます。

もちろんそれだけしか作業しないわけではありません。

 1月1日。

この日は特に作業はしてませんが少しでも効率よく作業ができるように作戦練り練り。。。

果たして22日までにどこまで出来るでしょうか・・・
本日は朝から数台分のクランクケースをひたすら洗浄洗浄。
 
寒いし冷たいし腰痛いしでなかなか大変です。

部品の洗浄は灯油でおおまかに汚れと油分除去してから溶剤に漬け置きし最後はゴシゴシしながら洗い流すという感じです。

水溶性の漬け置き溶剤って全然綺麗に洗浄できひんやん!って思う方はこんな感じでまずは油分を除去してから水溶性溶剤を使ってみてください。

油と水は当然相性悪いですから。。。

洗浄後それぞれ各部点検し必要に応じて作業していきます。

こちら福岡県のU原様の70FLH.

瀕死の状態から見事に復活したレフトケース、更なる追加工で仕上げます。
 大丈夫とわかっていても・・・

旋盤でクランクケース回すの怖いです。。。


こちらS&S製パンヘッド用新品クランクケース。

やはり。。。仕上げの精度は極悪なS&S。

左右のケース合わせたらカタカタカタ・・・

しっかりと左右のケースがピタッと合うよう修正していきます。

言うのは簡単ですがこれがまた何とも大変です。

地味~な修正加工をひたすら繰り返しているだけですが
結構・・・大変です。





なんとか作業完了しケース組んでピニオンレースのグリグリ加工の準備まで終わりましたがここまで来るのに2時間経過・・・。

ケース合わせだけでなくスタッドボルト&ケースのスタッド挿入穴も加工修正。

無加工だとスタッドきつ過ぎてハンマー使ってかなりの力で叩き入れないといけない状態ですが。。

スタッドやケース痛めてしまうだけなのでしっかり修正。

ピニオンシャフトベアリングのレース入れ替えが4台。

内径がかなりアンダーかつ非常に硬いJIMSのレースをまとめて4台グリグリ加工・・・

1台だけでもかなり大変なので4台となるとそれだけで丸1日かかってしまいそうな予感。。。

無駄に疲れてもいけないのでこれらは1日1台と4日間にわけてラッピングしようかな・・・

とか既に弱気な段取り組み出してたり・・・
Yさんの75FLHはまずピニオンレースとカムベアリングの入れ替えから。

カムベアリングは確認した時の状態関係なく全車交換しておりますのでご心配なく。

替えますと言って実は交換していないとか言う嘘はつきません。

しまった。カムベアリングやシャフト関係は在庫OKですがカムブッシュとピニオンブッシュを注文するの忘れてた。。。

JIMSさんは入荷が遅いのですがどうにか間に合って欲しいところ・・・





2013年12月17日火曜日

S&Sショベルのバルブスプリング

 73ショベルは4*3/4のストローカーで圧縮比も高め。

と言うことで普段よりかなり慎重に様子うかがいながら初期慣らしで約15時間。

実走行の慣らしテスト走行が現在約300キロ。

ストローカーと思えないくらい振動も少なくスムーズで調子良く走ってますが微妙に気になることがあって先週末からかなりアレコレ考え込んで・・・

正直気のせいだろうとも思いつつも。。。。


 こういう時は悩み過ぎると他の車両の作業にまで影響出てしまうと言うことで。。。

バラして気になる部分を確認。

ピストン、ピストンリング・・・
そしてシリンダー内部。

各部、全く持って異常なし・・・

カム周辺も異常なし。

困った。

と言うか眠すぎてブログの文章がどんどん変になってしまってるような・・・
 で、関係無いこと思い出す。

S&Sのコンプリートエンジンや組まれて売ってるクランクはビックリするくらいガタガタ。

フライホイールとコンロッドのクリアランスも凄く広い。

ちなみにS&S社のマニュアルではコレでOKと書かれてます。

それでOKかどうかは・・・もちろん組む人の判断です。

私的にはOKでなかったのでS&Sのクランクは新品でも中古でも全てフライホイールワッシャーが取り付けれるように加工してサイドスラストを調整しています。

(S&Sのフライホイールには元々フライホイールワッシャーが無いので)


 先週もその加工を外注にて機械加工してもらうべくS&Sクランクを4個まとめて分解。

S&Sのクランクは全てのナットが恐ろしいほど強烈に締めつけられています。

と言うか緩み止めのロックタイト(緑)が大量に塗り塗りでバラすの大変。

ナット緩んでもフライホイールとクランクピンのハマり具合も強烈でここのテーパー部にまでロックタイト浸透しまくりでこれまた分解するの大変。
 4個まとめてバラしたらそれだけでかなりぐったり疲れます。

と言うことでこれらは現在まとめて外注にて機械加工中です。
 S&Sのクランクはほとんどの場合がこんな感じでコンロッドとの干渉部が酷く傷んでます。

ので

そうならないようにとの対策のためフライホイールワッシャーの取り付け加工とコンロッドのサイドスラスト調整をお勧めしています。

こうなってしまってからでも修正加工は大丈夫です。

恐らくはこういう細かいことの積み重ねが・・・



 で、話は戻って73ショベル。

元々この車両はS&S製ヘッドが組まれており、まだかなり新しい状態でした。

オーバーホールの作業依頼の場合ならば新品だろうが中古だろうがこのS&S製ヘッドを使用する場合はバルブガイド、バルブ、バルブスプリング等交換を前提にお勧めしておりますが・・・

予算的な都合ももちろんあると思うので強制ではありません。今回のこのショベルの場合はバルブシールの取り付け加工以外は何もせず点検洗浄のみで昨年組んでおりました。
 しかしこのヘッド。

設定上では590リフトのハイカムまでOKと言う凄いやつ。

となると当然それに対応できるハイテンションなバルブスプリングが組まれてるわけで。。。

あくまでも私の考え方ですが硬いバルブスプリングは・・・百害あって一利なし。

バルブステム、バルブガイド内径、タペット、ローラー、カム、カムブッシュ&ベアリング等などがかなり短命になってしまいます。


 と言うことで昔ウチでオーバーホールした同じS&S製ヘッドと見比べてみたり。。。

全く記憶に無かったですがやはりバルブスプリングとカラーは交換してセット長でのスプリング圧をかなり弱めておりました。

元々のS&S製(左)はバルブスプリングが3重になってます。

かなりのチューニングエンジンなら話は別ですが通常走行前提では当然何の意味のなく・・・
 ロアカラーの形状がかなり異なるのでロアカラーも付けた状態で。。。
 セット長でのスプリング圧を図り比べてみます。

このS&S製の3重スプリングは・・・

1番奥のスプリング取り除いた状態でも通常のバルブスプリングより硬い。

と言うかやはり眠過ぎてさっきから文章がめちゃくちゃすぎて意味不明なので・・・


寝ます!!
そんなこんなで今回気になってる部分がココと関係あるかどうかはまだわかりませんが・・・

今一度このまま組むかせめてバルブスプリングはテンション下げて組むか

さてどうしましょう。

と言うことでゴメンナサイ、オツカレサマデシタ、オヤスミナサイ又アシタ。










2013年12月13日金曜日

大神戸共栄圏サンのナックル。

ウチのお店が大神戸サンとこで紹介されてました。

何か物凄く良いように書かれてますが・・・

こういうブログとかみただけでこの店凄いのかも!

みたいに信じて勘違いしちゃう人多いみたいですね。

正直ウチの店はまだまだ有名でもなんでも無いし

私自信もまだまだ勉強足らずで自分に自信あるなんて思ったことないです。

今回ブログに書かれてることはあくまでも河田さんの想像です。

実際納車してからの感想が・・・どうなんでしょうね。

ガッカリされないようにガンバリマス。。。


http://daikoube.blogspot.jp/2013/12/blog-post_13.html

2013年12月11日水曜日

A田さんショベルのエンジン&ミッション分解点検

 エンジンオーバーホールその他点検修理でお預かりしたA田さんショベル。

まずエンジンから分解していきます。

ヘッドボルトを少し緩めただけでオイルがダラダラ漏れてきました。

これは早速嫌な予感が致します。。。
 オイルでベッタリなヘッドボルト。

どこからのオイル漏れか気になります。
 写真ではわかりにくいですがオイルリターン穴周辺からヘッドボルト穴(右側)3個分までオイルがべったり。

ガスケットが古すぎてひび割れしていただけなのか、またはヘッドが激しく歪んでいるのか・・・

気になりますが現時点では気にせずどんどん分解していきます。
 この車両、比較的近い過去にリアのみヘッドとシリンダーベースのガスケット交換されていたようなのですがリアのヘッドガスケットは丈夫なテフロンコート製・・・

フロントのガスケットより倍ほど厚みがあります・・・
 更にベースガスケットもリアの方がフロントより倍以上ぶ厚い感じのガスケットでした。

ハーレーだとコレくらいのことでは何も不具合無いのかもしれないですが圧縮比など完全無視な荒技にちょっと驚きました。

タペットは4本とも新品に交換されていましたが結構な傷だらけで・・・

見ての通り油圧タペットです

が・・・
 カムが。。。

この何とも男前なハイリフトなカム山は・・・
 カムカバー外していきます。

ここのボルト1個緩めただけでパキッと嫌な音がしてカムカバーが右半分クランクケースから外れました。

結構な。。。歪み具合だと思います。

恐らくはカムカバーの歪みだと思うのでしっかり面研修正しておきます。
 おぉ。。。

カムはやはりアンドリュースのAでした。

パンでこのカムだとヘッドのバルブ関係最悪な感じですがショベルでもこのカムが組まれてたほとんどの場合ヘッド内部のひどい損傷が予想されます。

こんなハイカムはエンジン各部の寿命を縮めるだけなのでJカムか純正Hカムに交換致します。

しかしこのカムで油圧タペットはだいぶ危険かと・・・きっとカム確認せずにタペットだけ交換されてたかと思われます。


この状態で「クランクは結構しっかりしてます、腰上だけオーバーホールしましょう」 とショップの方に言われてそれを信じて短期間で痛い目にあったお客様はもう何百人いたことか・・・

こんな触診でクランクの状態など把握できません。

むしろ状態悪く焼き付きかけているが故にガタが少なくしっかりしているような感じに思える場合も多いです。

今回のショベルもこの状態では全然OKレベルと言われそうな感じですがさてどうでしょう?

バラして確認致します。
 ステーターローターを外したら・・・
見事にマグネットが全部取れちゃいました。

残念ながらこれは交換です。

原因は色々ですがスプロケットシャフトナットをインパクト使って乱暴に締めたり緩めたりしてるとこうなってしまうことが多いらしいので要注意。
 クランクケースのシリンダーデッキ面、左右合わせ部かなりの段差です。

後ほど慎重に面研修正致します。
 タペットスクリーン内部にゴミがびっしり詰まってしまってます。。。

基本的にここはしっかり組まれたエンジンでオイルタンク内部も徹底洗浄されていればゴミが詰ることもほとんどないのですが。。。

ゴミが詰ってたら洗浄したらOK。

では無く、エンジン内部やオイルタンク内部の良くない状態を心配することをお勧め致します。
 で一気に飛んでクランク分解。

コンロッドベアリングのケージがフライホイールワッシャーにめりこんで取れません。


 クランクピン抜きとったら何とフライホイールワッシャーごと取れました。
 元々こんな状態の部品だったのかと思えるほど見事にケージとワッシャーが焼き付いて一体化しております。

このまま走り続けていれば近い将来ケージが粉砕し。。。とんでもないことになってたかと思われます。

と言うことでこんな状態でも先の触診では何も不具合無いように思えてしまったり。。。
 クランクピンとベアリングの当たり面見てもベアリングがかなりピニオン側(右側)に寄っていたのがわかります。

コンロッドレースのラッピング状態が悪かったりするとこんな不具合を引き起こしてしまったりします。
タイミングホールのケース側、ネジ穴が完全に潰れて無くなっていたので修正致します。
 そんなこんなで洗浄の準備完了です。

ヘッド関係は後ほどバラして確認後、改めてご報告致します。
 続いてミッション確認していきます。

キック関係。

ギア等、すでに交換されている感じでこのままでOKですがキックシャフトとブッシュがガタガタだったためまずはブッシュ交換から予定しておきます。
 クラッチのシェルとクラッチハブがびっくりするくらいガタガタです。

リテーナーで調整できるスラストのガタでは無くベアリングかハブが摩耗し過ぎている感じです。

クラッチハブとベアリングは要交換です。
 スプロケットは23Tでした。

先日お伝えしたように25Tに交換致します。

それに伴いチェーンも要交換なのでご用意しておきます。
 メインシャフトも1度交換されている感じですが・・・

押して引いてガタガタ・・・となってしまうのはかなり良くない感じです。

メインシャフトを押して引いてガタガタ動く場合はミッション分解修理することをお勧め致します。
 ギアは全て状態悪くなくこのまま使用OKだと思いますが各部スラストがかなりガタ多いので分解して点検した後、修正致します。
 メインドライブギアブッシュ内部におかしな縦傷が多数・・・

ココは回転する摩耗以外無いはずなので縦傷が入るのはおかしいです。

きっとブッシュ入れ替えてリーマー加工された時に失敗して傷だらけになった物だと思われます。。。
 比較的まだ新しいと思われるメインシャフトですがメインドライブギアブッシュとの当たり面が酷く焼けて摩耗が酷いので交換致します。

ブッシュの内面仕上げが良くなかったのか、台湾製シャフトがやはり材質的に弱いのか・・・


 先ほどのメインシャフトのガタの原因はこのベアリングのガタです。

このベアリングは回転には強いですが横方向の打撃にはものすごく弱いです。

と言うことで組んだりバラしたりする時にシャフトをハンマーで叩いたりしてはいけません。


 そんなこんなでミッションも洗浄準備。

今回の交換部品はメインシャフト&カウンターシャフト、全てのブッシュ&ベアリング、スラストワッシャー各種他ガスケット、オイルシール等など。。。

参考までに・・・

この年式のミッションのオーバーホールは上記の部品交換と工賃で約15万円です。
車体の各部点検整備はまた後ほどに・・・