あっと言う間に12月です。
横浜ではきっとHOT ROD SHOWで盛り上がってるのだろうなぁ。。。
とか全く気にもならない自分がちょっと駄目な気もしつつ
いつも通り仕事です。
そう言えば73のブリーザーはケース側ボーリングしてオーバーサイズのブリーザーギアに交換致しました。
こちら83FXEのオイルポンプ。
まずはボディの歪みを点検。
軽く面研磨致しました。
送り側、戻し側のギアがそれぞれ厚みに差が無いか点検致します。
1000分の1,2ミリ・・・みたいなシビアに考えている訳ではありませんがあまり差がある場合はギアを交換致します。
今回はほぼ同じ厚みでしたのでこのまま組みます。
オイルシールは交換。
シャフトとブッシュ点検。
どちらも状態良くこのまま組みます。
ギアの回り具合を確認しつつ慎重に組んで行きます。
軽く回っていてももっと軽く回る位置が無いか何度もアライメンと調整しつつ一番良さそうな所で最終増し締め致します。
この作業のアライメント調整は何の根拠もなくただただ自分の勘と言うか手の感覚です。
83FXEのブリーザーギアは上の樹脂製のでしたがあまり良くなさそうな感じでしたので下の鉄製のに交換。
結構な・・・
ブリーザーホール側はまだ状態良かったです。
今回73と83どちらも後期型の純正Hカムなのですが・・・
上から見比べると。。。
ギアがズレています。
さてズレいるのはどっちでしょう?
走行中にギアが回ってズレてしまったというのを良く聞きますが・・・
果たして本当に回ったりするのでようか??
と未だに疑問に思います。
と言うことで83FXEのカムギアを1度取り外し正しい位置に組み直します。
もし走行中にズレしまうのであれば・・・・
もうどうしようもないくらいずっと回りっぱなしになってしまうような気がするようなしないような・・・
83FXEのタペットローラー交換。
ローラー側面との接触面点検。
軽く修正致します。
摩耗が酷い場合は残念ながらタペットごと交換になります。
タペットブロックもよ~く点検し必要に応じて各部加工修正致します。
いつも使用している左側のローラーと台湾製ローラー(右)
明らかに違いがあります。
台湾製だから嫌と言う偏見では無くローラーの形状とタペットとのバランスを考えたら長い目で見てこれは嫌だなという理由があってこの台湾製のは出来るだけ使用しないようにしています。
83FXE,カムのスラスト調整し
ブリーザーギアのスラストも調整致します。
これで腰下は完成と思いきや・・・
まさかまさかですがカムシールが在庫切れ。
ちょっと前に10個ほど注文したのですが。。。
73も同じようにカムとブリーザーギアのスラスト調整。