このキャリパーサポートは非常に弱くどうも好きになれません。
また、アクスルカラーの幅が薄いとサポート側にすぐ段付き摩耗ができてしまいキャリパーサポートが斜めになってしまいます。
と言うことで出来るだけアクスルカラーの当たり幅を広く致します。
ホイール側の純正タイプのアクスルカラーも・・・
製作交換致します。
続いてキャリパーを点検していきます。
パッド側面と干渉して段付き摩耗ができてしまってます。
このままではパッド交換しても引っ掛かってしまう原因になりそうなので修正しておきます。
キャリパー内部左右ともマシニング加工のバリが残っていることが多いのでピストンに悪影響を与えないよう念の為この部分も修正いておきます。
そんなこんなで作業は完了致しました。
オイル漏れあったシフタ―シャフト部のオイルシールとガスケット交換致しました。
続いて60年FLH.
ミッションを車体へ載せ・・・と思いいましたがミッションマウントが溶接修正されておりその部分がかなり歪んで高くなってしまってます。
この部分の修正はかなり大変そうです。
切って溶接し直した方が簡単に直せますが・・・
その為には車体バラしてフレーム逆さまにしたりしなければならないので何とか修正頑張ります。
こういう時は精度の良いヤスリが役立ちます。
さすが日本製。
切れ味最高です。
溶接接合部分が低くなってしまってるのは仕方ないとして。。。
ミッションプレートを載せてカタカタならないよう左右の穴付近の高さを合わせ何とか修正完了。
最後はシム調整でプレートの傾き加減をエンジン側と合わせます。
この調整がエンジン側とずれるとプライマリーベルトがエンジン側に寄ったり外側に寄ったり・・・
この場合はいくらミッションの向きをアレコレ調整しても直りません。
リヤドラムのステーとロッド。
またしても・・・
もしやこの付け方が正しいのかと思ってしまうくらい多くの車両がこのように取り付けられています。
この付け方ではロッドはかなり斜めになり、更にはフレームと干渉して尚まだ更に外側へ沿ってしまいます・・・。
ステーを反対に向けると当然こんな感じで。。。
ロッドは無理なくほぼ真っ直ぐになります。
いろんな箇所に負担をかけてまで反対に取り付ける利点が何かあるのでしょうか?
もしあるならゴメンナサイ、私の勉強不足です。
が、わからないのでこちらの取り付け方にしております。
コレは危険です。
と、ビックリするほどガタガタだったスターハブを修正していきます。
まずはハブ内部、ベアリング面の偏摩耗を点検。
こちらは左右ともにまずまずの状態でした。
シャフト部(カラー)も点検。
こちらは偏摩耗少し修正致しました。
かなり中途半端なタイミングですが・・・
本日はここまで。