まずご依頼あったマニホールド部からの2次エア対策から。
確かにこれだけ隙間あると。。。
しかしセルでのエンジン始動の困難さ具合から察するに原因はここだけではなさそうでしたので各部バラしながら点検点検。
途中経過画像なくすみません。
マニホールドとヘッドの隙間を埋めるスペーサー製作後
特殊な金属ボンドで乾くまで軽く圧着放置すること約24時間
オイルポンプからのオイル漏れ修理。
ポンプ内部のオイルシールも交換。
まずは洗浄後に各部点検。
オイルポンプのボディが歪んでしまってます。
これではガスケット交換しただけではまたすぐにオイル滲んでしまいそうと言うことで面研修正。
合わせて各ギアも面研調整。
純正ポンプの場合はいつもこのガスケット使用してますが・・・
そのままでは使用できない場合が多いのが残念。
と言うことで加工修正。
ギアの回り具合を確認しながら慎重にオイルポンプ組んでいきます。
カムカバーガスケットが元のと材質も厚みもだいぶ違うので使用するガスケットにて仮組してカムのスラスト調整。
カムは純正Hカムでした。
カムシール交換。
タペットローラー、2個だけガタがあって危険な状態だったのでローラー交換
こういう時は4個とも交換致します。
油圧ユニットも洗浄点検。
組みます。
こちらマニホールド内部。
写真ではわかりにくいですが前後ともヘッドとの隙間、だいぶ無くなり段違いもほぼないくらいなのでまずコレでも大丈夫だと思います。
フロートのピン部分、かなり動きが渋くたまに引っ掛かってしまってた感じがあったので修正。
そんなこんなでかなり作業内容飛びまくりましたが。。。無事終了。
だいぶ調子良くなったと思います。
それでは明日納車ご来店お待ちしております。