56FLに使用する予定で準備していた純正の手動進角デスビ。
カム、シャフト等の摩耗が一番少なく程度良いのを選びました。
シャフトの曲がり点検。
結構・・・どれもこれもココは曲がってるの多いです。
アルミのプッシュロッドは・・・パンでもショベルでもあまりお勧めできません・・・
圧入されてるはずの上下の部分がこんな風に外れたりするのは要注意。
外れなくても緩くてクルクル回るのも要注意。
たぶん・・・私の勝手な想像ですがプッシュロッドの調整が緩すぎるまま走行してたりカムブッシュやタペットローラーにガタがあるまま走行してたりだとこうなってしまう原因かなと・・・
画像ではわかりにくいですが圧入アルミ部分の端がこんな風につぶれてバリでてます。
こなってしまうとプッシュロッドがどんどん短くなっていきます。何回タペット調整しても無駄です。
さてどうしましょうかね、今回は。。。
とりあえず56FLのエンジン関係の作業報告はコレで終わりです。
ってそのプッシュロッドはどうすんねん!!って感じですが・・・。
こちらはリビルトご依頼の77FXS。
最近S&Sのストローカーがすごく多いですねぇ。。。
この1年ぐらいで7台のストローカー。
ストローカーでもクランクから組む場合は特に心配してませんが腰上だけ直す場合は。。。
いろいろ悩みます。
まずは各部測定していきます。
ピストンは。。。
まだほぼ新品状態です。
アタリがきつそうな摩耗痕ありますが・・・
ピストンクリアランス
F、11/100~12/100ミリ。
R、10/100~11/100ミリ。。。
ど、どうしましょうかね、これ・・・?
測るだけ無駄でしたがリングギャップはトップ、セカンド共に.020インチオーバー・・・です。
すみません、ヘッドも今日点検する予定でしたが時間無くて明日必ず点検致します。