ちょこっと点検修理と仕様変更で出戻ってます。
本日マフラー届きましたので早速取り付け致しましたの報告の図。
純正2in1いいですね~!しかもかなりの極上品
いかにもノーマルな感じですが実はこう見えて
HOOLIGAN’S時代最速マシンでございます。
恐るべしストローカーエンジン。。。
しかし閑静な住宅街仕様ということで今回キャブとマフラーを純正に戻すため最速封印。
ブレーキは前後ニッシンの4POT.
PMの半値ぐらいですが効き目は倍以上。
フロントマスターもニッシン。
和歌山の然サンもよだれダラダラで欲しそうにみてました。
私もこういうの好きです。
HOOLIGAN'Sと言えばヤレた感じのオールドスクールやフリスコ、HOT RODスタイルなどの
カスタムが得意なお店と思われてる方多いと思いますが・・・
実はHOOLIGAN'Sの原点的なスタイルはこういういかにもノーマルっぽいスタイルで
いざ高速走れば皆ぶち抜きます的な感じです。
特に私が一番好きなスタイルはこのFXEのような感じで
フレームはパンのデュオ風、ナローで前後キャストホイール、
ちょっとアップで斜め上向いてる絞りハンドル。
マフラーは2in1そして速い。そんな感じです。
この原点的なスタイルは某ショップBRで働いていた15年前と未だ何も変わっていません。
今年1月で無事?10周年を向かえ今年は原点回帰の再出発ということでこういうスタイルを
どんどん増やしていこうと考えています。
こちらは助っ人H田氏のFXSと岐阜のK様のFXS。
完全ノーマルも好きですがやはり要所要所でやんちゃなスタイルにしたいのが私の好みです。
まず原点回帰その1号機となるのが某Aカスタム社長様のアーリーショベルです。
楽しみですね!もう少ししたら作業報告アップ致します。
このFXEと全くそっくりな感じの75年FXEもFOR SALE中です!
タンクは上の74年FXEについてる純正を譲って頂けるけることになったのでソレつけます。
フロント廻りはFXSのダブルディスク仕様で前後キャストホイール(黒)
マフラーも同じ純正2in1.
もちろんエンジン、ミッションは当店でフルオーバーホール(する予定)。
今年の夏終わりごろ完成予定です(売れるまで完成しないかもですが。。。)
話は戻ってこのストローカーFXE,せっかくなんで何か話しておきます。
S&Sのストローカーが組まれていますがS&Sのクランクには元々フライホイールワッシャーがありません。
で、結構すぐにこんな状態で痛みます。
フライホイールは鉄ですが一言で鉄と言ってもその使用用途によって色んな材質の鉄があります。
基本フライホイールの鉄は硬く無い材質なのでこんなことになってしまいます。
と言う事できちんと加工してフライホイールワッシャー装着します。
ここもいろんな材質のワッシャーがありますが私は鉄のが基本好きです。
もちろんちゃんと材質も考えて作ってあります。
純正シリンダーでストローカー組む時は必ずこの2つの加工が必要です。
ストローカー組んでマフラーから煙モクモク止まらない人はココ要注意です。
このFXE、バルブシールがこんなことになってました。
ほんとよくありますね、これ。
ハイカム組むならきちんとバルブ関係加工しましょう。
ちなみにこれはBカムでした。
ストローカーにそんなハイカムいりません。
きちんとバランス考えて組まないとエンジン短命になるだけです。
このFXEは純正かJカムに変更致しました。
昔は私もエンジンチューニングが大好きで本場アメリカでのドラックレース参戦を夢見ていました。
ドラックレースはもう今はいいですがボンネビルでの最高速トライの憧れは未だ持ち続けています。
私が所有してるEVOも昔かなりエンジンチューニングしてましたが
今は亡きBON氏のレッドゾーン全開フル加速によりクランクケース粉砕いたしました。
この時思ったのがノーマルエンジンをきちんと組むことを極めなければ
なんぼチューニングしても壊れるだけだと。
それ以後10数年間未だにノーマルエンジンの奥深さに迷走しております。
今まではEVO、ツインカム以外はチューニング関係お断りしていましたが
今年からは注文あればお受けいたします。
私から薦めることは絶対にありませんがそれもまた1つの挑戦かと。
ストローカーといえばこちら現在エンジンリビルト待ちのショベル。
ガーターフォークにリジット、スーサイド&ジョッキーでストローカー&ビッグボアというなんとも
too much dangerousなマシンにT氏が挑みます。
お気おつけて安全運転でオネガイシマス・・・
もうしばらくお待ちください。
ミスター奥田氏、リアフェンダーの位置はこんな感じですか?
もっと短め?