先日ヘッドからのオイル漏れ直してフィンの再生した48FL.
火曜日に組み直して水曜日早朝にエンジン始動。
前後共ヘッドからのオイル漏れは直っててヨカッタヨカッタ。
3月末は毎年車検場が恐ろしく混雑するので朝イチで車検へ。
工場から500mぐらいのとこでエンジンストップ。
プラグがオイルでベチョベチョです。
プラグ変えたら即復活、しましたがマフラーから白煙モクモク。
100mも走らないうちにまたしてもプラグがオイルでべったり。。。
プラグの予備はもう持ってなくて仕方なく工場まで押して帰る・・・
水曜車検、登録、試乗、残りの作業終わらせて木曜納車の予定が。。。
とりあえずバラす。
今回この48FLはエンジンは現状のままとりあえず仕様でしたがやっぱきちんとオーバーホールせなあきませんね。。。
これからはエンジン現状での販売はやめます。
とりあえずちょっとリビルトもやめます。
やはりまずは調子よく走れることが第一かと。
見るからに新品だったシリンダー内部。
同じく新品なピストン。
またしても新品セットの無加工のまま組まれてたのかと思いましたが、シリンダーとピストンのクリアランスがちょっと広すぎたのでまぁ加工はやってるのであろうと思われます。
が。。。
明らかに大バカヤローと叫びたくなるぐらいのピストンリングギャップ。
フロントTop 023、Sec 025
リア Top 025、 Sec 029インチ。。。
いつも私が組む時に調整する倍以上のクリアランスです。
さすがアメリカンリビルト。全く意味なし。
とりあえずリング交換、クリアランス調整で対処しようと思い
STDサイズのピストンなので.005インチオーバーサイズのリングを使って加工。
の予定がオーバーサイズのリングですらクリアランスすでにオーバー・・・
ピストンとシリンダーのクリアランスが広すぎですね・・・
しかもリングがあんな状態なのでそらエンジン温まったら煙モクモクなっちゃいますね・・・
せっかくの新品セットでもさすがにこれでは使用不可能です。
新しくオーバーサイズのピストンに変えてボーリングしたいとこですが
なんせ今回はとりあえずオーバーホール無し仕様なので・・・
たまたまウチにあった新品のシリンダー&ピストンセットを使います。
新品やのにシリンダーかなり錆びてるので塗装は綺麗にしておきます。
と言う事で新品セットのピストンリングのみ交換しオーバーサイズのを加工して
クリアランス調整後リング面研、バリ取り、ピストンバリ取りまで終わりました。
写真撮るの忘れてましたがちゃんとやってます。
後はもうオーバーホールする時まで2度とエンジン開けたくないので
少しだけ不安要素のあったヘッドもきちんと機械加工で面研します。
こちらもコレぐらいならまぁ大丈夫であろうと甘い考えで組めば
煙モクモクの原因にも大きくつながる部分なので加工。
パンヘッドは専用工具持ってないから自分で出来ないので
内燃機屋さんに持って帰ってもらいました。
そんな感じで何か物凄く体調悪いので今日は早めに帰って明日からまた早起き頑張ります。
新規車検の準備してた4台のリジットは本日、無事に関東の陸運局に書類提出完了いたしましたので、4月のいつか(まだ未定)に4台まとめて予備検査受けてきます。
結局、関東の新規リジット車検事情はどうなんですかね・・・
いろんな話聞きますが結局はまだ大丈夫とか。